蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
「何もしないって約束したのにすまない」

キスを止めると彼はハッとしたような表情を浮かべた。そんな生真面目なところも彼の素敵なところだと思う。私は首を振り、笑顔で答えた。

「私がしたかったの。私は瑛人さんが好きだから」

意表を突かれたような、驚いた顔を浮かべたと思ったら彼は破顔した。そしてまたぎゅっと抱きしめられた。

「悠里、愛してる」

その言葉にまた涙が込み上げてきた。ドキドキすると共に胸の奥が熱くなってくるのを感じた。

「今日はこのまま一緒にいたい」

「はい」

私の返事を聞くや、彼は私を抱き上げると寝室へと連れて行かれた。
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