年の差十五の旦那様 外伝②~いつか、それが『愛』になる~
「じゃあ、信じてくれるまで言い続けます。俺はあなたが好きだって」
「……いつまで続きますかね?」
「いつまででも続けますよ。――あなたが、俺を好きになってくれるまで」
彼の視線が私だけを射抜いている。心臓が大きく音を鳴らす。
本当のところ、私は自分がアルロイさんのことをどう思っているのかがいまいちわかっていない。
ただ、彼の側にほかの女性がいることには――嫉妬、しているみたい。
「好きにならなかったら、どうするんですか?」
「それは……そうですね」
彼が思案のしぐさを見せる。
「――そのときはそのとき、ですかね」
きっと、彼には自信があるのだ。絶対に私のことを好きにさせる――という自信が。
(だから、好きにならなかったときのことを考えないんだ。この人はポジティブなんだ)
私の気持ちを読み取ったみたいに、アルロイさんが私に微笑みかけてくる。
「あなたを絶対に落とします。――覚悟してくださいね」
彼の柔らかな微笑みは、私の胸をときめかせるには十分すぎた。
「……いつまで続きますかね?」
「いつまででも続けますよ。――あなたが、俺を好きになってくれるまで」
彼の視線が私だけを射抜いている。心臓が大きく音を鳴らす。
本当のところ、私は自分がアルロイさんのことをどう思っているのかがいまいちわかっていない。
ただ、彼の側にほかの女性がいることには――嫉妬、しているみたい。
「好きにならなかったら、どうするんですか?」
「それは……そうですね」
彼が思案のしぐさを見せる。
「――そのときはそのとき、ですかね」
きっと、彼には自信があるのだ。絶対に私のことを好きにさせる――という自信が。
(だから、好きにならなかったときのことを考えないんだ。この人はポジティブなんだ)
私の気持ちを読み取ったみたいに、アルロイさんが私に微笑みかけてくる。
「あなたを絶対に落とします。――覚悟してくださいね」
彼の柔らかな微笑みは、私の胸をときめかせるには十分すぎた。