両片思いだったのに略奪されて溺愛されました


キラキラと、笑う


その笑顔が、――飯のときだけ。って


どんだけ色気のない女。





けど、それが今まで、俺を安心させてきた。


ゲンに向ける杏の視線は、穏やかなものだし、杏のまわりをうろつく男の影もあいにくずっとなかった


見た目が悪いかといわれたらそうではないのに、昔から杏は男を寄せ付けるような妙な色気を出さない

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