両片思いだったのに略奪されて溺愛されました
私は小心者だ。
だからこそ、虚勢をはって、無理をして生きている。
弱い部分を認めてしまったら、今にでも潰れてしまいそうなくらい、ギリギリのラインでしのいでいる
だから、直美が仕事に対して抱いている不安というのはよくわかる
――私だって、そんな立場に急になったら、どうしたらいいかわからない。
今、目の前にあることを。
ひとつ、ひとつ、こなして行くことしか出来ない
「ほらー、もう。さっさとゲンも覚悟決めろよー!」