ハイスぺ年下救命医は強がりママを一途に追いかけ手放さない
「真優紀を保育園に預けないと私は働けない。保育園から離れすぎてる」
「実は俺の務める野木坂病院内には保育室があるんだ。病院に勤務する職員なら登録すれば一歳児から預かってもらえる。……俺ときみの関係を事実婚の夫婦としなければならないけれど」
事実婚という言葉にぐっと詰まった。いや、自分の気持ちではなく、真優紀のために考えなければ。
「真優紀は今の園に慣れてる。こんな事情で転園させたくない」
私の主張は真っ当だと思う。そこに琴絵さんが口を挟む。
「真優紀の園は私立園でしょう。一度退園しても戻りやすいんじゃない? ゼロ歳児、一歳児は常に空き待ちだけど、二歳になる子たちのクラスは空きがあるみたいだし」
「それは……」
「創の言う通り、あの不審者たちが何もしてこないのは幸いだと思う。でも、和馬くんのお父さんが何を考えてこんなことをしているかわからない以上は警戒した方がいいんじゃない? 月子も和馬くんも不安を抱えてるんだし」
浅岡さんが笑って「俺は琴絵が喧嘩腰で不審者にくってかからないか心配だけどね」と付け加えた。確かに、琴絵さんと浅岡さんまで巻き込んでいる状況なのだ。
「月子、傍できみたちを守りたいんだ。不便が多いだろうけれど、安全は保障する」
和馬のマンションのセキュリティは万全だ。それに、保育園が病院内なら和馬がいつもそばにいる。何かあったときでも対処しやすいのではないだろうか。
「……わかった。だけど、この状況が続くなら私があなたのお父さんのところに怒鳴り込むことになるから……」
「そうならないように善処するし、月子たちの平穏な生活を取り戻せるようにする」
和馬は真剣な顔で頷いた。
「実は俺の務める野木坂病院内には保育室があるんだ。病院に勤務する職員なら登録すれば一歳児から預かってもらえる。……俺ときみの関係を事実婚の夫婦としなければならないけれど」
事実婚という言葉にぐっと詰まった。いや、自分の気持ちではなく、真優紀のために考えなければ。
「真優紀は今の園に慣れてる。こんな事情で転園させたくない」
私の主張は真っ当だと思う。そこに琴絵さんが口を挟む。
「真優紀の園は私立園でしょう。一度退園しても戻りやすいんじゃない? ゼロ歳児、一歳児は常に空き待ちだけど、二歳になる子たちのクラスは空きがあるみたいだし」
「それは……」
「創の言う通り、あの不審者たちが何もしてこないのは幸いだと思う。でも、和馬くんのお父さんが何を考えてこんなことをしているかわからない以上は警戒した方がいいんじゃない? 月子も和馬くんも不安を抱えてるんだし」
浅岡さんが笑って「俺は琴絵が喧嘩腰で不審者にくってかからないか心配だけどね」と付け加えた。確かに、琴絵さんと浅岡さんまで巻き込んでいる状況なのだ。
「月子、傍できみたちを守りたいんだ。不便が多いだろうけれど、安全は保障する」
和馬のマンションのセキュリティは万全だ。それに、保育園が病院内なら和馬がいつもそばにいる。何かあったときでも対処しやすいのではないだろうか。
「……わかった。だけど、この状況が続くなら私があなたのお父さんのところに怒鳴り込むことになるから……」
「そうならないように善処するし、月子たちの平穏な生活を取り戻せるようにする」
和馬は真剣な顔で頷いた。