不良校の紅一点!?〜最強男子達からの溺愛〜
と、仁先輩は怒っていない、いつも通りの優しい声で言ってくれた

ほんと、優しい人達に囲まれたな……

そういえば、リレー須藤先輩もでてたな……応援すれば良かった……いや、迷惑かな……

そう思っていると

「藍奈!」

と碧くんが駆け寄って来てくれた

「碧くん。お疲れ様!」

「サンキュ。さっき、応援ありがと。嬉しかった」

と言われ、ドキドキしてしまった

うぅ〜、ほんとに私どうしたの!?

「藍奈、大丈夫か?体調、悪いのか?」

私が悶々も考えていると、体調が悪いと思ったのか碧くんが気遣ってくれた

「ううん、大丈夫。ただ考え事してただけだよ」

と私は言った

「そうか、なら良かった。体調悪くなったらすぐいえよ?」

と言ってくれた。その言葉は今まで言われたことがなかったから、とても嬉しかった

「……うん、ありがとう」

私は、碧くんや、先輩方の優しさが嬉しくて、思わず微笑んでしまった
< 37 / 61 >

この作品をシェア

pagetop