不良校の紅一点!?〜最強男子達からの溺愛〜
雨川雪翔……兄さん?なんで、兄さんの名前が……

「なんで、兄さんの名前知ってるの」

「そんなこと置いといて、着いてくるのか?こないのか?」

と、男が急かすように言う

誰も巻き込まないためにも―――行くしかない

「わかった、ついて行く」

「それでいいんだよ」

そして私は靴を履いて、男が乗れと言った車に入った

♢数分後♢

「着いたぞ」

車の中ではお互い無言だった

「ここは……」

「ここにお前の兄を殺すよう命じた奴がいる。だが、入るなら手を縛らせて貰うぞ」

手を縛る、か……それで兄さん殺しの犯人と会えるなら―――いくらでも縛ればいい

「わかった。縛っていいから会わせて」

私はそう言った。すると男は笑って、

「ふっ、おもしれぇ女。度胸あるとこは嫌いじゃねぇぜ」

いいから早く会わせろよ

そう思っていると男が手を縛った
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