不良校の紅一点!?〜最強男子達からの溺愛〜
「本当は足も縛りたいが……命令されてないからな足は、縛らねぇ」

「……そ」

そんな会話をして私たちは歩き出した

……建物、結構古いな……

そう思っていると、そこまで距離はなかったのかすぐに着いた

「ここだ」

そう言って男に引っ張られながら入った

「ボス、連れてきました」

「ほう、よくやった」

ボス……そう言われた男はそう言った

誰?……もしかしてこいつが兄さん殺しの?

「お前はもういい、下がれ」

「はい、失礼します」

そう言って私を連れてきた男はどこかへ行った

「へぇ、お前雨川雪翔に似てんな。やっぱ兄妹だからか?」

「……そんなこと、どうでもいいからなんで私を呼んだの」

私は連れてきた理由を尋ねた

「まぁ、そんな急かすなよ。お前、俺の女にならねぇか?」

「……は?」

私はびっくりして目を見開いた
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