好きなの
「うん。今から買いに行く?」


「おぅ。さんきゅ」



そういって、Uターンをして駅前まで歩きで行くことにした。
駅にあたしの家、近いから、
自転車で行ってもいいけど
二人乗りは、ダメだから。

竜、彼女いるからね。


駅前まで、
竜の彼女のことや、翔君のこと、
最近のテレビやドラマなどなど。

身近なことを話した。

それから20分....



「あ、待てっ。由真や・・・あの制服4人組・・・」


「え?」


「彼女」


「あ、由真っていうんだ」


「おう。どう・・・する・・・?!」


駅前まで来ると、歩いている由真ちゃんって子達がいた。

あ、そういえば・・・。
あたしたち、二人なんだ。

だから竜はキョドってたわけね。

だよね、、、

こんな所、由真ちゃんに見られると絶対誤解される。


「どうする?」

「え、あぁ。ぅーん。竜はどうしたい?」


「俺は、まぁ・・・」


「・・・ちょとだけ、待ってようか。どっかで」


「悪いな」



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