DEAR 1st 〜 SEASON〜




……家に帰宅してから。




自分が舞い上がってしまって、それこそ本当にどこかに飛んで行きそうだった。




ぶんちゃんに愛されている、自分が愛しい。




だいぶ前に別れてから、ずっとあたしの事を考えてたって言ってたっけ…。



どんな事を思ってくれたんだろう?



今度聞いてみようかな。




「……ふふっ…」




ベッドにゴロゴロ。


白いハートレースのクッションをギュッと胸に押し付ける。




好き、好き、大好き……。




明日からは新学期。



今までのように、肩見が狭い思いをしなくていいんだ。



影から覗かなくても、
堂々と見てるって言えるんだ。



胸を張っていいんだ…。




「どうしよう…
何か、今さら夢オチとか嫌だよ…?」





ヴーヴー…。



───ドキッ…。




ケータイのバイブに反応する胸の高鳴りからして、やっぱりこれは夢ではないらしい。



あたしは急いで画面を開いた。




【受信メール(】

From;ぶんちゃん

──────────

今日はビックリさせてごめんな。



ずっと考えてたんだ。


言うのが遅くなって本当にごめん。


でも俺は真剣だから。




-END-


< 185 / 370 >

この作品をシェア

pagetop