DEAR 1st 〜 SEASON〜
……家に帰宅してから。
自分が舞い上がってしまって、それこそ本当にどこかに飛んで行きそうだった。
ぶんちゃんに愛されている、自分が愛しい。
だいぶ前に別れてから、ずっとあたしの事を考えてたって言ってたっけ…。
どんな事を思ってくれたんだろう?
今度聞いてみようかな。
「……ふふっ…」
ベッドにゴロゴロ。
白いハートレースのクッションをギュッと胸に押し付ける。
好き、好き、大好き……。
明日からは新学期。
今までのように、肩見が狭い思いをしなくていいんだ。
影から覗かなくても、
堂々と見てるって言えるんだ。
胸を張っていいんだ…。
「どうしよう…
何か、今さら夢オチとか嫌だよ…?」
ヴーヴー…。
───ドキッ…。
ケータイのバイブに反応する胸の高鳴りからして、やっぱりこれは夢ではないらしい。
あたしは急いで画面を開いた。
【受信メール(】
From;ぶんちゃん
──────────
今日はビックリさせてごめんな。
ずっと考えてたんだ。
言うのが遅くなって本当にごめん。
でも俺は真剣だから。
-END-