DEAR 1st 〜 SEASON〜
──そんな中。
あたしのクラスは文化祭の出し物としてお化け屋敷をすることに決定した。
日々、クラス全員の生徒が放課後に残って準備をする毎日で…。
ぶんちゃんもぶんちゃんで、自分のクラスの出し物の準備に追われているようだった。
…おまけに、文化祭の前は中間テストが待ち受けていて。
勉強と出し物の準備に追われる毎日。
なかなか会えない日々が積もり、気がつけば…。
────文化祭当日。
雲一つない快晴。
やっぱり、彩って晴れ女かも?
天気を見て、ワクワクとウキウキ。
久しぶりにぶんちゃんに会うんだもん。
嬉しいに越した事はない♪
「つい最近までヘコんでたクセにー。」
「いーの!
もう気にしない事にしてるの!」
「ホント彩って単純なんだからー!」
「うるさーいっ!」
ブツクサ文句を言うナナを尻目に、ぶんちゃんと待ち合わせしている中庭へと急ぐ。
「───あ、いたよ?」
「……えっ……」
────ドキンッ──…。
両目はしっかりぶんちゃんをロックオン。
「彩!」
久しぶりに見る、ぶんちゃんの姿を見つけた。