無気力な王子様は、今日も私を溺愛したがる
この場合は、その知らせを朗報と呼んだらいいのか、悲報と呼んだらいいのか、正直分からない。
「同居相手が朝倉とか……罰ゲームかよ」
苦い顔をして、染野くんはそう言ったのである。
……へっ?
い、今なんて……?
同居相手が染野くんなんて……。
あはは、夢でも見ているのかなぁ。
試しに頬をつねってみたけれど、ヒリヒリとした痛みが私を襲った。
……つまり、現実。
「え……?」
ただわけも分からず、呆けた声をあげる。
と、言うことは……?
これから、私は染野くんと暮らすってこと……?
……へっ!?