苦手な上司にプロポーズすることになりました
喉が渇いていたのか、一気にあおった由人の前に、佑茉はそれを投げた。
「スーパー閉まってたかもしれませんが。
コンビニにもありますよ、これ」
おひとつどうぞ、と言うと、由人は紫色のふりかけの袋を手に取り、
「……ありがとう」
と言う。
『ゆかり』という名の赤しそのふりかけだ。
「母親にふりかけとかかけると、おかずを食べなくなるからと、ずっと禁止されてたんだ。
でも、この間、社食で、ゆかりむすびが出て。
給食以来だったんだが、美味くて」
「それで、社食のおばさんに売ってないか訊いたんですね」
紛らわしい名前ですよね~と佑茉は由人の手にある紫色の袋を見ながら言う。
「部長、『ゆかり』って名前の彼女がいると社内で噂になってますよ」
えっ? と由人は驚く。
「スーパー閉まってたかもしれませんが。
コンビニにもありますよ、これ」
おひとつどうぞ、と言うと、由人は紫色のふりかけの袋を手に取り、
「……ありがとう」
と言う。
『ゆかり』という名の赤しそのふりかけだ。
「母親にふりかけとかかけると、おかずを食べなくなるからと、ずっと禁止されてたんだ。
でも、この間、社食で、ゆかりむすびが出て。
給食以来だったんだが、美味くて」
「それで、社食のおばさんに売ってないか訊いたんですね」
紛らわしい名前ですよね~と佑茉は由人の手にある紫色の袋を見ながら言う。
「部長、『ゆかり』って名前の彼女がいると社内で噂になってますよ」
えっ? と由人は驚く。