苦手な上司にプロポーズすることになりました
「でも、後ろから野菜抱えた人たちが歩いてきてるんですよ?」

 野菜収穫してたって、わかるんじゃないですか?
と佑茉は言ったが、

「たぶん、すご~く、包丁持ち慣れてない感じに歩いてたんでしょうね」
としみじみと言われる。

「あの、私、ちょっとは料理しますからね。
 部長も美味しいって言ってくれてますし」
と言ってみたが、はいはい、と流される。

惚気(のろけ)はいいんで。
 佑茉さんも引き抜いてもらえるよう、話通しときましたんで。

 ぜひ、お二人でいらしてください、と赤荻部長にお伝えくださいね」

 最近、避けられちゃってて~と新平は言う。



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