苦手な上司にプロポーズすることになりました
 なにを?

 ……私の料理の腕をかな、と佑茉は思う。

 まあ、それはいいんだが。

 さっきから、男連中、肉しか食ってない!

 野菜を消費するために呼んだはずなのにっ。

「あ、あのー、一応サラダも作ってるんですけど~」

 佑茉はガラスの大皿を抱え、サラダの存在をアピールしてみた。

「ほう。
 盛り付けが美しいですね。

 由人は料理が上手いんだな」
と湯沢が言い出す。

「いやいやいや、私ですよっ。
 私が作ったんですよっ。

 何故、間髪いれずに、部長だと思いましたっ!?」
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