苦手な上司にプロポーズすることになりました
二人からの差し入れの肉と買っておいた肉があったので。
鍋だけで使うには、肉多いなと思い、急遽、庭で、鍋と焼き肉の饗宴が繰り広げられることになった。
「上手いな、この鍋のタレ」
と言う湯沢に、由人が、
「この胡麻と柑橘類の2種類のつけダレは薬川が作ったんですよ」
と教える。
「はあ、庭の夏みかんで作ってみました」
そう佑茉が言うと、竜吾が、
「胡麻も?」
と訊いてくる。
いや、そんな莫迦な……と思ったとき、湯沢が肉を食べながら、
「うん!
美味いっ。
侮りがたし!」
と珍しく声を上げた。
侮っていたのか……。