苦手な上司にプロポーズすることになりました
『最近、奥さんが柔軟剤を変えてから、静電気が起きやすい』

「それ、よその部長さんだよね?
 なんで、そんなことまで知ってるの?」

 そう佑茉が問うと、
「コンパでその会社の女の子に聞いた」
と竜吾がちょっと威張って答えた。

 湯沢が言う。

「お前、コンパでよその会社のマル秘情報集めてんのか。
 スパイか」

「いや、たまたま言ってたんですよ~」

 そう言いながら、竜吾は他の名刺の裏にもなにごとか書いていた。




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