苦手な上司にプロポーズすることになりました
「そうか。
社長がそうおっしゃるのなら、断るわけにはいかないか」
その日が、自分が佑茉の夫候補である最後の日かも、と思いながら、由人はそう言った。
スマホを切ったあと、佑茉の住まいのあるエリア側の壁を叩いてみる。
だが、もちろん、佑茉の部屋は遠く。
向こうから叩き返してくることはなかった。
これでいいんだよな。
俺は、薬川みたいな、シュッとした美人より、もっと心安らぐ感じが好きなはずだし。
薬川だと、家にいても、背後から斬りかかってこられそうだからな。
……なにも休まらない、と思いながら、とりあえず、今日はもう、なにも考えずに眠ることにした。
社長がそうおっしゃるのなら、断るわけにはいかないか」
その日が、自分が佑茉の夫候補である最後の日かも、と思いながら、由人はそう言った。
スマホを切ったあと、佑茉の住まいのあるエリア側の壁を叩いてみる。
だが、もちろん、佑茉の部屋は遠く。
向こうから叩き返してくることはなかった。
これでいいんだよな。
俺は、薬川みたいな、シュッとした美人より、もっと心安らぐ感じが好きなはずだし。
薬川だと、家にいても、背後から斬りかかってこられそうだからな。
……なにも休まらない、と思いながら、とりあえず、今日はもう、なにも考えずに眠ることにした。