苦手な上司にプロポーズすることになりました
「隣の部署の……」

 隣の部署の男かっ。

「吉田部長なんですけど」

 ……いや、お前の父親くらいの歳だぞっ?

「よくエレベーターで一緒になるんですが。
 吉田部長、いつも同じ鼻歌歌ってるんですが、一箇所、音が違うのが気になって気になって」

「……教えてあげたらどうだ」

 いや~、それもどうなんですかね~、と言う佑茉とともにエントランスをくぐる。




< 293 / 379 >

この作品をシェア

pagetop