苦手な上司にプロポーズすることになりました
 


 一方、新入社員の子たちには、そんな二人の会話の内容は聞こえてこないので。

 佑茉たちがスマホ片手に首をひねったり、画面を見せ合ったりしているのを見て、

「なにか難しい仕事のお話かしら?」

「あ~、私も早く責任ある仕事を任されるようになりたいな~」

 などと、うっとり語り合っていた。




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