苦手な上司にプロポーズすることになりました
「……温泉アレルギーとかないか」
「ありません」

「指輪アレルギーとかないか」
「ありません」

「海のアレルギーとかないか」

 なんなんですか、それは……。

 もしや、海の見える温泉で指輪でもくれるのだろうかと思っていると、

「ロケットの……」
と言い出した。

「いや、何処に行く気なんですかっ」
と言った佑茉の前で、由人は一呼吸止めてから言う。
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