苦手な上司にプロポーズすることになりました
「でも、あなた以外、あの方が女性といるの、見たことないですしねー」

 新平はこちらを窺っている視線に気づいたようだ。

 向かいのキッチンカーから皆穂がこちらを見ている。

 佑茉より先に新平が笑って手を振った。

「大丈夫ですよ~。
 こんな格好だし、ヘッドハンティングに来た人間だなんて思われませんから」

「それで、そんな格好なさってるんですか?」

「まあ、それもあります」
と言う新平と話しているうちに、順番になり、それぞれがランチを買って、ペコペコしながら分かれた。




< 66 / 379 >

この作品をシェア

pagetop