今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
「俺のデザインした服、作るの楽しくなかった?」

顔をうずめたまま話始める誠。
息がかかって…

「はぁっ…」

シラフだからか余計に敏感になってる?
視界ははっきりしているのに、感覚が研ぎ澄まされて…

「んっ…ダメっ…イッ…ちゃうっ…」

尖っているだろう蕾を舌で器用に転がされ舐め上げられる。
そして吸い付いてまた…

「あっ…やっ…」

「ほら…答えてよ」

楽しかったよ。
どのデザイナーの物より。

誠がデザインした物は私が…
独占欲みたいに…

「わ…あっ…、わかった…わかったから! んっ…するっ…するからっ…はぁっんっ…」

ついに言ってしまった。

なのに誠は蜜を舐め続けて全然やめてくれない。

「あっ…言ったのにっ…」

「ちゃんと言えたご褒美だよ」

なにそれっ…!?
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