今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
そしてどんどん奥が疼いて、波がどこからともなくせり上がってくる。

同時に指も入ってきたかと思えばクイっと押し上げられ蜜を掻き出される。

「やっ…もうっ…」

本当に…
いっちゃうっ…

蕾を強く吸われた瞬間、一気に弾けてしまう。

「はぁ…はぁ…」

なんとか息を整えて誠を見ると、どこから出したのか袋を口に咥えてピリっと開けて手早く準備をすると、一気に奥まで押し上げられた。

「あっ…なん…でっ…」

「イッた後、すぐ入れられるの好きでしょ紅羽ちゃんは」

そういう事じゃなくてさ…

「あっ…はぁっ…やっ…だめっ…」

こんな…

「パタンナーだけじゃなくて、俺のパートナーになってよ…紅羽っ」

また呼び捨て…

誠の律動に合わせて作業台がガタンと音を立てる。

そしてまたキスの嵐。
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