今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
そのまま手を引かれ誠はソファに座ると私を上に乗せた。

ギューっと抱きしめられる。

「やっと…やっとだ」

そう言ってしがみつく彼はなんだか可愛くも見えてしまう。

銀髪で口にはピアスを付けて、首や手からタトゥーが覗いてるのに。

するとおもむろにジーっと目を見られる。

「な、なに…」

「紅羽ちゃん、コンタクトしてないよね?」

コンタクト?

「え? あ、うん」

「昔、眼鏡だったよね?」

あーそういう事ね。

「私、めちゃくちゃ目悪くて…。レーシックしたの」

「そういう事か」

「どうして?」

「いや…、あの時紅羽ちゃん眼鏡かけてたし雰囲気もだいぶ違ったから…俺すぐにわからなくて」

「いやいや、それ誠ね! あの時、坊ちゃんだったじゃん」
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