今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
「紅羽が契約しに来た次の日…。高速道路のサービスエリアで黄色の車から男と出てきたの見たんだ俺。俺もあの時あそこにいたんだよ」

「嘘!?」

紅羽は驚いた顔を見せ口を手で覆う。

「弟それ! 蒼翔っていうんだけど…」

へ?
あんなイカついの?

「弟!?」

「そう! 二歳下の弟!」

「弟いたの?」

「うん。私のマンションのすぐ近くに住んでて、あの日車届いたからドライブ付き合えって拉致られて…でも仕事もしなきゃだったからお昼には戻ったんだけど…」

「弟…」

俺、弟に嫉妬してたわけ?
にしてもだいぶパンチある見た目…

「蒼翔…くんだっけ? 仕事何してるの?」

純粋に気になる。

「あ、彫師してるの。INFINITY(インフィニティ)って店なんだけど…」



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