今夜だけのはずが極上の彼に愛されて


「もちろん将来俺たちのライバルになるかもしれない。俺たちもますます頑張ろう」

「て事はこの仕事を続けながらって事!?」

「そうだよ」

「そんな事できるの?」

「するんだ。俺にそう教えてくれたのは紅羽だろ?」

「誠…」

紅羽の瞳が揺れる。

「この景色を見せてやろう」

「うん」

俺が紅羽の手を握れば紅羽も握り返してくれた。

「その前に…」

「ん?」

「紅羽に見せたいものがある」

そう言って俺は紅羽を会場から連れ出しホテルへ向かう。

そして部屋の中に入れば…

「ウェディングドレスだ! 凄い! 可愛い! 何かのサンプル?」

「紅羽にだよ」

「え…?」

紅羽はドレスに触れゆっくりと目に焼き付けるように見ていく。

俺は紅羽の元へと向かい膝まづいた。

「僕と結婚してください」
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