今夜だけのはずが極上の彼に愛されて
もう私は恥ずかしくて顔を手で覆ってしまう。

「ははは。耳まで真っ赤だ」

「やだ! 見ないで!」

そんなこんなで最後まで大騒ぎの中私たちの結婚式は終わりを迎えたのだった。

最後の最後に誠は私を横抱きに抱き上げ皆んなの前でまたキスをした。

「誠ってば!」

私は恥ずかしくて顔をうずめる。

「ははは! ほら皆んなに手振って」

そう言われてなんとか顔を上げて、手を振れば誠はそのまま私を連れ去った。

そしてそのまま会場であるホテルのスイートルームへ直行し、ベッドに下ろされる。

「もう本当に無理」

そう言って噛み付くようなキスが落とされ、私はあらがう事も出来ずに楽園へといざなわれるように、身を委ねたのだった。



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