今夜だけのはずが極上の彼に愛されて


オシャレ…
非常にMattっぽい。

「二階建てなの!?」

リビングからオシャレなアイアンの幅の広い螺旋階段が見えてつい聞いてしまう。

「うん。ここの階だけね。せっかくだから少し飲み直そうか」

「あ…うん」

こりゃ飲まなきゃやってらんないや。

ダークグレーのスウェード素材の物凄く大きくて広々としたソファに座らせられる。

ワインクーラーからボトルを取り出してキッチンからグラスを持って来ると誠は私の隣に座った。

トクトクとグラスにワインが注がれる。

「はい。どうぞ」

ん?

「私だけ? 誠は飲まないの?」

「ん? うん。シラフで抱きたい」

ズコーっとこの座面の広いソファから落ちそうになる。

「さ、左様で…」

私は耐えられずグビグビっとワインを飲んだ。
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