君との恋は面倒すぎる
メニューを表示
保存
公開中
+エピソード
目次
23エピソード(全151,085文字)
公開中
***
公開中
Episode1
公開中
Episode2
公開中
Episode3
公開中
Episode4
公開中
Episode5
公開中
Episode6
公開中
Episode7
公開中
Episode8
公開中
Episode9
公開中
Episode10
公開中
Episode11
公開中
Episode12
公開中
Episode13
公開中
Episode14
公開中
Episode15
公開中
Episode16
公開中
Episode17
公開中
Episode18
公開中
Episode19
公開中
Episode20
公開中
Episode21
公開中
Afterword
章を追加する
画像 (0)
ルビ入力
傍点入力
まとめてページ投稿
そう思いながら私はあまりにも浮かれすぎてしまったらしい。頭は蒼空くんとのクリスマスデートへと取られてしまい、結果は言うまでもなく散々な結果。
ギリギリ赤点を取っていないのが奇跡に近いほどで、補修ではなかったが、私の両親、特にそれを許すような父ではなかった。
「…随分酷い結果だな」
私のテスト結果を見た父が険しい表情をしている。
リビングには私、父、そして兄がいて、母はキッチンから洗い物をしながらこちらを見ている。家の空気が重たく、この場から逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
「柊と付き合えてまだ浮かれてんだろ」
「黙って、お兄ちゃん」
余計なことを言う兄を睨みつけていると、父は深く溜息を吐き「冬休み、冬期講習行きなさい」と私にとっては死刑宣告に近い発言を放った。
冬期講習なんかに通うことになれば、冬休みは無いも同然になるから、特別な日など過ごすことは当然できなくなる。
慌てて父に向かって首を横に振ったが、依然として険しい表情をしている。自業自得なのはわかっているが、どうしても諦められない。
「クリスマスも予定埋まっちゃうじゃん!やだ!」
「学生の本分は勉強。恋愛にかまけてそれが出来ないなら別れなさい」
そんな非情な発言に何も言い返せなくなった。
別れることはクリスマスを共に過ごせないことよりも嫌だ。
だけれど、それでも交際して初めてのクリスマスだったから諦められなくて、最後の抵抗として「…お父さん、嫌い」なんて、思ってもない言葉を吐き、逃げる様に部屋に駆け上がった。
リビングから「日和!」と声が聞こえてきたが、振り返ることはしなかった。
保存
公開中
+エピソード
目次
23エピソード(全151,085文字)
公開中
***
公開中
Episode1
公開中
Episode2
公開中
Episode3
公開中
Episode4
公開中
Episode5
公開中
Episode6
公開中
Episode7
公開中
Episode8
公開中
Episode9
公開中
Episode10
公開中
Episode11
公開中
Episode12
公開中
Episode13
公開中
Episode14
公開中
Episode15
公開中
Episode16
公開中
Episode17
公開中
Episode18
公開中
Episode19
公開中
Episode20
公開中
Episode21
公開中
Afterword
章を追加する
画像 (0)
ルビ入力
傍点入力
まとめてページ投稿
そう思いながら私はあまりにも浮かれすぎてしまったらしい。頭は蒼空くんとのクリスマスデートへと取られてしまい、結果は言うまでもなく散々な結果。
ギリギリ赤点を取っていないのが奇跡に近いほどで、補修ではなかったが、私の両親、特にそれを許すような父ではなかった。
「…随分酷い結果だな」
私のテスト結果を見た父が険しい表情をしている。
リビングには私、父、そして兄がいて、母はキッチンから洗い物をしながらこちらを見ている。家の空気が重たく、この場から逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
「柊と付き合えてまだ浮かれてんだろ」
「黙って、お兄ちゃん」
余計なことを言う兄を睨みつけていると、父は深く溜息を吐き「冬休み、冬期講習行きなさい」と私にとっては死刑宣告に近い発言を放った。
冬期講習なんかに通うことになれば、冬休みは無いも同然になるから、特別な日など過ごすことは当然できなくなる。
慌てて父に向かって首を横に振ったが、依然として険しい表情をしている。自業自得なのはわかっているが、どうしても諦められない。
「クリスマスも予定埋まっちゃうじゃん!やだ!」
「学生の本分は勉強。恋愛にかまけてそれが出来ないなら別れなさい」
そんな非情な発言に何も言い返せなくなった。
別れることはクリスマスを共に過ごせないことよりも嫌だ。
だけれど、それでも交際して初めてのクリスマスだったから諦められなくて、最後の抵抗として「…お父さん、嫌い」なんて、思ってもない言葉を吐き、逃げる様に部屋に駆け上がった。
リビングから「日和!」と声が聞こえてきたが、振り返ることはしなかった。