君との恋は面倒すぎる
 この合格発表確認の時、両親に報告と、その後は学校に報告に行かなければならなかった。蒼空くんも学校まで付き合ってくれて、報告を済ませる。

 待ってくれている蒼空くんの元に向かうと、一緒に学校を出た。


「お祝いの日、いつにする?」


 私がそう声を掛けると蒼空くんが「来週は?」と提案してくる。


「来週?冬休み入ってからとかじゃなくていいの?」

「冬休みはいるとクリスマスとかもあるし、それに、冬休みは短期バイトする予定だから、そんなに頻繁に会えないと思う」

「え、バイトするの?」


 初めて聞く話に少し驚き、問いかけると、蒼空くんは首を縦に振っていた。


「卒業旅行とか、そろそろ考えてもいい時期なのかなって」


 卒業旅行!!

 蒼空くんからそんなワードが出るとは思わなくて、衝撃が走っていた。


「え、行きたい!」

「うん、だからしばらく長い時間とかは取れないけど、会える時間は作るから」


 そんな優しい言葉にうんうんと何度も首を縦に振ると、蒼空くんは笑っていた。

 ちゃんと考えてくれてるの嬉しいな。
 卒業後も楽しみができた。
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