君との恋は面倒すぎる
最後は迷うこと無く三階の空き教室。
ここでたくさん話して、喧嘩も仲直りもここでした。
蒼空くんの事を知る時は、いつもここだった。
「なんか語りきれないよね。ここの思い出は」
そう言いながらいつも座ってた席に近付いて、机にそっと触れる。
「いろいろあったな」
蒼空くんもここは他の場所と違う何かを感じるのかしみじみと呟いていた。
初めて蒼空くんがここにお昼を誘ってくれたから、こんなにも大事な場所になった。
教室ではあまりゆっくり話せないけどここでならたくさん話せた。嬉しいこともつらいことも、全部詰まっている。
「蒼空くん、三年間本当にありがとう。蒼空くんの彼女になって、この学校でずっと一緒に居れてすごく幸せだった!」
出来る限りの笑顔で蒼空くんに精一杯の感謝を伝える。
涙を零さないように、最後は笑顔で。
蒼空くんは首を横に振って、私を抱き寄せる。
「…蒼空くん?」
「こちらこそ、あの日告白してくれてありがとう」
短い言葉だったけどこの一言に、蒼空くんの気持ちがぎゅっと詰まっている気がして、堪えていた涙が零れそうになった。
もうこの場所には来られなくなるけど、ここがなくたってきちんと向かい合って行きたい。
私にとって心の支えでもあったこの空き教室のことは、きっと数年経っても色褪せず、尊い場所、思い出としてずっと心に残るんだと思う。今この瞬間の思い出も絶対に忘れない。
「大好きだよ、蒼空くん」
そう伝える私に蒼空くんの抱きしめる力が強くなる。
「…俺のほうが好きだよ、絶対」
そう小さく呟く声ははっきり耳まで届いた。
短い一言に心が温まり、ぎゅっと力を込めて抱き返した。
これからもこの気持ちだけはすれ違うこと無く、想い合っていられますように。
ここでたくさん話して、喧嘩も仲直りもここでした。
蒼空くんの事を知る時は、いつもここだった。
「なんか語りきれないよね。ここの思い出は」
そう言いながらいつも座ってた席に近付いて、机にそっと触れる。
「いろいろあったな」
蒼空くんもここは他の場所と違う何かを感じるのかしみじみと呟いていた。
初めて蒼空くんがここにお昼を誘ってくれたから、こんなにも大事な場所になった。
教室ではあまりゆっくり話せないけどここでならたくさん話せた。嬉しいこともつらいことも、全部詰まっている。
「蒼空くん、三年間本当にありがとう。蒼空くんの彼女になって、この学校でずっと一緒に居れてすごく幸せだった!」
出来る限りの笑顔で蒼空くんに精一杯の感謝を伝える。
涙を零さないように、最後は笑顔で。
蒼空くんは首を横に振って、私を抱き寄せる。
「…蒼空くん?」
「こちらこそ、あの日告白してくれてありがとう」
短い言葉だったけどこの一言に、蒼空くんの気持ちがぎゅっと詰まっている気がして、堪えていた涙が零れそうになった。
もうこの場所には来られなくなるけど、ここがなくたってきちんと向かい合って行きたい。
私にとって心の支えでもあったこの空き教室のことは、きっと数年経っても色褪せず、尊い場所、思い出としてずっと心に残るんだと思う。今この瞬間の思い出も絶対に忘れない。
「大好きだよ、蒼空くん」
そう伝える私に蒼空くんの抱きしめる力が強くなる。
「…俺のほうが好きだよ、絶対」
そう小さく呟く声ははっきり耳まで届いた。
短い一言に心が温まり、ぎゅっと力を込めて抱き返した。
これからもこの気持ちだけはすれ違うこと無く、想い合っていられますように。