君との恋は面倒すぎる
次の日、お昼休みになってそわそわしていた。
今日から、だよね?
誘ってくれてた紗月に話すと「良かったね!」って笑顔で言ってくれて、本当いい親友だと思う。
2人分のお弁当を持って立ち上がると、近くまで来た蒼空くんが持ってくれる。
「あ、え?そんなに重くないし大丈夫だよ?」
「良いから、手持ち無沙汰なら君はこっちでも握ってて。」
そう言って私の手を取って廊下の方に出る。
なんで最近そんなに甘いのか…!
周りの視線も若干集めてて恥ずかしい。
「蒼空くん!何で学校で!しかもこんな目立つように手なんか繋いで…!」
「牽制。」
そう短く答えて笑う蒼空くんに、ハッとなる。
最近茉莉ちゃんが話しかけに行ってもすぐに席を立ったり、冷たく接してくれてるけどそういうこと?
意外と子供みたいなことをする蒼空くんにニヤニヤとしてしまいそうになる。
今日から、だよね?
誘ってくれてた紗月に話すと「良かったね!」って笑顔で言ってくれて、本当いい親友だと思う。
2人分のお弁当を持って立ち上がると、近くまで来た蒼空くんが持ってくれる。
「あ、え?そんなに重くないし大丈夫だよ?」
「良いから、手持ち無沙汰なら君はこっちでも握ってて。」
そう言って私の手を取って廊下の方に出る。
なんで最近そんなに甘いのか…!
周りの視線も若干集めてて恥ずかしい。
「蒼空くん!何で学校で!しかもこんな目立つように手なんか繋いで…!」
「牽制。」
そう短く答えて笑う蒼空くんに、ハッとなる。
最近茉莉ちゃんが話しかけに行ってもすぐに席を立ったり、冷たく接してくれてるけどそういうこと?
意外と子供みたいなことをする蒼空くんにニヤニヤとしてしまいそうになる。