Dearest 1st 〜Dream〜




──キーンコーンカーンコーン……。





「うわ、やべっ予鈴だ!!」





ちょうどそこで予鈴が鳴り、俺達は慌てて教室に入って席に着いた。





モヤモヤした気持ちが晴れるかと思ったのに、今度はザワザワと心がざわめく。







「──……であるから…」






……今日は小さく聞こえる講義。




あんまり耳に入らず、やっぱり彩の事ばかり考えていた時だった。







………ヴーヴー……。






上着の中から呼び出すケータイのバイブ音でハッと我に返る。





……カチッ。





教授の目を盗み、ケータイを開くと……。







【新着メール受信;彩】








──心臓が、




これでもかと大きく飛び跳ねた。



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