Dearest 1st 〜Dream〜
「……や……っ…
朝岡さ……ん───…
───待って………っ!」
顔を赤く紅潮させる彩が愛しくて可愛くて
「──…さっき……
待たれへんって言わんかったっけ……?」
「───……!
ゃ……ぁっ──……」
俺は制止を要求されたが、そんなの聞くはずがない。
次はどんな反応をするのか
どんな可愛い声を上げるのか
甘い泣き声なのか
辛い鳴き声なのか
───全てを知りたい。
もっと泣いて。
もっと鳴いて。
どんな顔で俺の愛撫に答えるの?
どんな声で俺の名前を呼ぶの?
どんな風に俺に助けを求めるの?
「───あ…………あッ…」
─────………ッ
見るたびに俺は強く渇望して止まない。
欲求が埋まりそうにもない。
求めるたびに、
肌を重ねるたびに、
もっと見たくなる。
もっと知りたくなる。
俺の腕の中でなら溺れても構わない。
何度でも助けてあげるから
だけどその代わり
知らない彩を
もっとよく俺に見せて