Dearest 1st 〜Dream〜
「きゃー!!朝岡さんじゃないですかっ!!」
俺を歓迎してくれた声はチヒロとアミだった。
「よっ!!」
そう軽く挨拶しながら部室をグルリと見渡す。
…………あれ……?
視線の先に、探すべく彩の姿はない──…。
代わりに──…。
「あっ朝岡さん。
今日も来てくれたんですか?」
そう言ってニコニコと笑う、ぶんの姿。
「あぁうん。
連休で大学休みやからさ、こっち帰って来てん。」
「そうなんですか!?
じゃあ連休中は毎日練習来て下さいよ、朝岡さんっ♪」
チヒロがいつものように甘え調子で声を出す。
「えぇでー♪
その代わり、ビシバシ指導するからな♪」
「きゃーこわっ!!」
笑いながらも、やっぱり彩の事が気になる俺は…。
「──…今日はこれで全員なん?」
そう口に出してしまった。