高貴な財閥夫婦の秘密
グランピング施設に着き、受付を済ます。
「部屋、車で15分だってさ!」
受付をした那留が、戻ってきて言う。
四人は、再び車に乗り込んだ。
「――――――そんな遠いんだ!」
「あぁ。でも良くね?
その分、完全に俺達だけの空間だってことだし!」
「そうだね!」
「私達にとっては、最高の条件ね!」
「うん!
フフ…これも、美奈さんのおかげ!
ありがとう!」
「フフ…ほんと、ツイてた!
ほんとたまたま、キャンセルしたいからって困ってたのを聞いたから!」
「でもその方達、残念だね……」
「そうね……
去年から予約して、ずっとお金を貯めてたらしいの。
だから、一番良い部屋を取ってたらしくて……!
でも、逆に感謝されちゃった(笑)」
「感謝?」
「キャンセルすると、もうこの時期は100%宿泊代を取られる。
だからって、急にこんな高級なグランピングに行けて、尚且つ代金を払える人がいなかったから……(笑)」
「そっか!」
「ある意味、俺達にしか無理だな(笑)」
「フフ…そうだね!」
部屋に着いて、荷物を置く。
「わぁ…素敵な部屋!」
「梨良〜、景色も綺麗よ!」
「わぁ…//////素敵…/////」
「プライベートプールも素敵ね!」
「うん、綺麗…//////」
「夜はプールサイドでお酒飲んだりとかいいかも?」
「フフ…素敵!」
梨良と美奈が窓から外の景色を見て感激していると、那留が「よし!ここからは、それぞれカップル同士で!」と微笑んだ。
「夕飯までは、それぞれ自由に過ごそうぜ!」
「そうだね!
じゃあ梨良、散歩行こう?」
微笑み梨良に手を差し出す、知嗣。
「………」
しかし梨良は、その大きな手を見つめていた。
「梨良?」
「行ってこいよ、梨良」
「せっかくの時間だよ?」
那留で美奈も促す。
「大丈夫かな?
誰かに見られない?」
「大丈夫だよ!」
「梨良、安心しろ!
俺達が呼ぶまで、従業員も一切来ない」
「ほら、梨良!」
梨良は、恐る恐る知嗣の手を握った。
指を絡めた知嗣が「行こ?」と微笑む。
頷いた梨良が、那留と美奈に小さく手を振り部屋を出ていった。
「部屋、車で15分だってさ!」
受付をした那留が、戻ってきて言う。
四人は、再び車に乗り込んだ。
「――――――そんな遠いんだ!」
「あぁ。でも良くね?
その分、完全に俺達だけの空間だってことだし!」
「そうだね!」
「私達にとっては、最高の条件ね!」
「うん!
フフ…これも、美奈さんのおかげ!
ありがとう!」
「フフ…ほんと、ツイてた!
ほんとたまたま、キャンセルしたいからって困ってたのを聞いたから!」
「でもその方達、残念だね……」
「そうね……
去年から予約して、ずっとお金を貯めてたらしいの。
だから、一番良い部屋を取ってたらしくて……!
でも、逆に感謝されちゃった(笑)」
「感謝?」
「キャンセルすると、もうこの時期は100%宿泊代を取られる。
だからって、急にこんな高級なグランピングに行けて、尚且つ代金を払える人がいなかったから……(笑)」
「そっか!」
「ある意味、俺達にしか無理だな(笑)」
「フフ…そうだね!」
部屋に着いて、荷物を置く。
「わぁ…素敵な部屋!」
「梨良〜、景色も綺麗よ!」
「わぁ…//////素敵…/////」
「プライベートプールも素敵ね!」
「うん、綺麗…//////」
「夜はプールサイドでお酒飲んだりとかいいかも?」
「フフ…素敵!」
梨良と美奈が窓から外の景色を見て感激していると、那留が「よし!ここからは、それぞれカップル同士で!」と微笑んだ。
「夕飯までは、それぞれ自由に過ごそうぜ!」
「そうだね!
じゃあ梨良、散歩行こう?」
微笑み梨良に手を差し出す、知嗣。
「………」
しかし梨良は、その大きな手を見つめていた。
「梨良?」
「行ってこいよ、梨良」
「せっかくの時間だよ?」
那留で美奈も促す。
「大丈夫かな?
誰かに見られない?」
「大丈夫だよ!」
「梨良、安心しろ!
俺達が呼ぶまで、従業員も一切来ない」
「ほら、梨良!」
梨良は、恐る恐る知嗣の手を握った。
指を絡めた知嗣が「行こ?」と微笑む。
頷いた梨良が、那留と美奈に小さく手を振り部屋を出ていった。