BL短編集


俺は耐えきれずそこを抑えて、なお強盗を睨む。



激痛に顔を歪める。



俺はその間にも顔や腹を殴られ、もはや戦える状況ではなかった。



意識が薄れていくことを感じ、最後の力で三井さんの上に覆い被さる。



背中をまだ打たれているが、もう痛みとかはなくなった。



目の端にそっと部屋に突入する警察隊をみて、安心した。

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