The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
「ルルシーったら、妬いてるんですか?」

「は?」

思わず、にま~と笑ってしまった。

ルルシーったら、なんて可愛いんだろう。

「大丈夫ですよ、俺はいつでもルルシー、あなたのルレイアです。浮気したりしませんよ?」

「…いや、お前めちゃめちゃ浮気するじゃん…」

「俺の心はルルシーだけのものですよ!だから心配なく!」

「別に何も心配してな、ちょっ…離れろ!」

「ルルシ~!」

「ばっ、お前重い!乗るな!」

乙女に重いなんて、酷いじゃないか。そんなことは言っちゃいけないんだぞ?

「ルリシヤ、助けろ。ルレイアをそこの池に捨ててきてくれ」

「あ、でも俺『frontier』の新曲、まだ聴いてない。CD買わないとな…」

「先輩の話を聞けよ、お前」

ナイスマイペース、ルリシヤ。

お、そうだ。良いこと思い付いた。

「よいしょ。はいルルシー、ピース」

「あ?何やってんだ」

「自撮りです」

俺はスマホを取り出して、ぱしゃりと自撮り。

「ほらほら皆さんも。ルリシヤはい、ポーズ」

「ふっ」

仮面に手を当て、ばっちりと中二病ポーズを決めてくれたルリシヤである。

この人のノリの良さは天才級だな。

「折角だから、お花見記念に写真撮っておこうと思いまして」

「あ、そう…」

「あら~、良いわね。私も撮ってもらおうかしら」

「私も。私もルレイアと写真撮る」

ルルシーはつれない返事だったが、女性陣はノリノリ。

どうせなら皆で撮ろうぜ。

「ほら、アイズも」

「はいはい」

カメラを向けると、アイズもピースしてくれた。アリューシャはアイズに膝枕されて寝てたけど、一応アリューシャも撮っておいた。

寝顔じゃん。

「はいルルシー。ルルシーとツーショット~♪」

「いや、ツーショットは良いけど…。どうするんだその写真」

「え?プリントアウトして飾って~、あとオルタンスに送ります」

「あ、そう…。…は?」

はい、送信っと。

楽しい思い出よ永遠に、ってとこだな。

こうして写真を撮っておけば、いつでも思い出せるだろう?

「さぁて、酔い潰れるまで飲みますか~」

「私もルレイアと飲む!」

「飲み過ぎは良くないと思うぞ、先輩方」

「君が言う?それ…。…ほらアリューシャ、起きれる?」

「…ふぃ~…」

「うふふ、楽しいわねお花見って。また皆で来たいわね」

「…おいルレイア、お前、誰に送るって?何やってんだお前は?」

もう送っちゃったもんね。

俺は思う存分、お花見を楽しむことにする。

満開の桜、そして平和よ永遠なれ。

出来ればまた来年、桜が咲く頃に…また皆花見に来たいものである。
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