Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「来月には日菜の親に挨拶に行くだろ。…その後でいいからうちに来てくれないか」
「来月…」
「違う場所に帰っていくの見るの、ちょっとしんどい」
「!?」
ーーか、可愛い…!
いつも完璧でカッコ良い湊の姿に胸をハートの矢でズドンと射抜かれたような衝撃が走った。
元より断る理由など無いのに、どうしてそんな言い方をするのか。
人を萌え殺す気か、この人は。
「分かった。少しずつ荷物纏めておくね」
「…ん」
返事は短かったけれど明らかに喜んでいるのが分かる。
今すぐに抱き締めたい気持ちを抑えて額にキスをし、「コーヒー淹れてくるね」と寝室を後にした。
香ばしい香りが部屋を満たしていると、湊も寝室から出てきたらしく後ろから抱きついてくる。
そのまま左手を掬い、指を撫でながらポツリと呟いた。