Re:Love〜7年越しに愛されて〜




少し残業をした後、日菜子は帰り道にあるドラッグストアに足を運んだ。

それを手にした時からドキドキと心臓が煩く音を立て、家についてトイレに駆け込むまで収まることは無かった。

そして目をつぶって結果を待ち、それを目にした途端に力が抜けた。


ーーやっぱり…


妊娠検査薬にくっきりと入った二本線は、自身が妊娠している事を告げていた。

予想だにしていなかったと言えば嘘になる。

仮の期間を終えてきちんとした交際に至ってからは時折避妊をせずに行為をしていたことがあったから。


「いいのかな…」


一応婚約はしているが、まだ入籍はしていない。
順番が逆になってしまった事に、周囲は、湊はどう思うだろう。


「とりあえず、湊くんに連絡を…」


そこまで思って文章を打とうとした手を止めた。

自分は今日で仕事が終わり週末2日は休みだが、湊は明日も病院は開けている為仕事だ。

彼の事だ、今伝えてしまえばきっと飛んでくるに決まってる。

時間も遅いしそんな負担になることはさせられない。


明日にしよう。
1日くらい報告が遅れたところで問題はない。

そう思ってスマホを置こうとしたのだが、その時1通のメッセージが届いた。


「…え?」


送り主は予想外の人物で、訳が分からず日菜子は立ち尽くした。






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