Re:Love〜7年越しに愛されて〜
翌日、土曜日の昼過ぎ。
昨晩メッセージを送ってきた相手から指定された時間に日菜子はその場所を訪れた。
昔ながらの喫茶店であるその店は安価で美味しい料理が食べられるからと大学時代によく友人達と訪れた店だった。
中に入り、その人物を見つけて日菜子は足を進めた。
「久しぶりだね、咲苗」
先に到着して席に着いていた咲苗は日菜子を見てにこりと笑った。
「こんにちは、日菜子ちゃん」
「突然話があるっていうから驚いたよ」
「ごめんね、急に呼び出したりなんかして」
大丈夫だよと言い、日菜子は寄ってきた店員にランチセットを頼み咲苗に向き直った。
「それでどうしたの?私達が2人で会うなんて地味に初めてじゃない?」
「そうだったかな」
咲苗は静かにコーヒーを飲みながら短く言った。
そしてその視線が自分に向いた時、何故だか分からないが背中に冷たいものを感じた。