Re:Love〜7年越しに愛されて〜
自分でも何に対しての謝罪かわからない言葉をかけると、湊は複雑そうな面持ちで呟いた。
「できればこういう形では知りたく無かった」
「うん」
「…けど、すげえ嬉しいよ」
優しい言葉に胸が締め付けられる。
このままずっと見ないふりをしていたいけれど、そうもいかない事は分かってる。
どうせいつまで経っても覚悟なんて出来ないのだから、ここで今終わらせてしまおう。
日菜子はゆっくりと起き上がり、湊を見据えた。
「湊くん…私達、別れないといけないかな…?」
思っていたより泣きそうな声が出て動揺した。
「ごめんなさい…分かってる、きっとご両親怒ってるよね。湊くんを弄んだ悪い女だって…あんなの見たら思うよね…」
「……」
「…っ、でも、私は…湊くんと一緒に居たい…」
「日菜、」
「信じて、私は湊くんを裏切ってない。お腹の子は…」
湊の子だと、断言してしまってもいいのだろうか。
もしこのまま別れる事になったら優しい彼は責任を感じてしまうのではないか。
何より、これから伝えようとする自分の言葉を信じてはくれるのだろうか…