Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「……」
「日菜?」
「そう…だね。お願いしてもいいかな?」
結局どうしていいか分からずそう返事するしか無かった。
起き上がってメッセージを打つ湊の背中を見ながら日菜子も覚悟を決める。
ーー謝ろう。
許してもらえるとは思わないし、そうして欲しいとも思わない。
咲苗には申し訳ないとは思うけれど、自分だって湊とは離れたくないし、渡すつもりもない。
ただ知らずに知らずに彼女を傷付けたことだけは、本当に悪いと思っている。
日菜子も自分のスマホを取り出し咲苗個人に向けてメッセージを送った。
それと同じくしてグループトークに湊が書いたメッセージが表示された。
すぐにトーク内は沸き祝福のメッセージで溢れている。
嬉しい気持ち反面、胸が痛いほど締め付けられた。
謝りたいから会って欲しい、それだけを告げたメッセージは結局既読はつかないままだった。