Re:Love〜7年越しに愛されて〜



「悪阻も少しは落ち着いた?だいぶ痩せたね」
「まだ前ほどは食べられないけど、寝込むことは減ったよ」


あと一歩で入院というところまでいきかけたが、最近は心労が減ったせいか少しずつ食べられるものが増えてきた。

そんな会話をしていると、寝室の方から優斗の泣き声が聞こえてきた。

ママー!と声をあげて泣く息子に絵麻は「もう起きたか…」と疲れた顔で迎えに行き、優斗を抱いて戻ってきた。


「大変そうだね」
「日菜子も覚悟しときなよ。まあ、言われるでもなく仁科先輩が過保護にするんだろうけど」
「あはは」


湊は変わらず自分を大事にしてくれている。

一時期仕事以外は寝込んでばかりで何もできなかった時も文句ひとつ言わずに家のことをしてくれた。


「仕事は…辞めるんだね」
「うん。すごく悩んだけどこう残業続きじゃ復帰してもサポート無しに仕事する方が職場に迷惑かけるし」


湊とも話し合い、今の仕事は双方の両親が遠い為続ける事が難しいとなり産休に入れるタイミングでの退職を決めた。

けれどキャリアを捨てるのはそれなりに辛かったので、保育園に入れるタイミングで在宅の仕事を探すつもりだ。

幸い総合職で働いてきた実績もあるので転職サイトで見る限り需要はありそうだと判断している。




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