Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「ええ…」
久しぶりにその名前を見た時驚いた。
新しいアカウントまで作って連絡を寄越してきたのは元彼の井原で、そこには泣き言がつらつらと綴られていた。
どうやら結婚をすると言っていた彼女の子供は自分の子ではなかったらしく今現在相当な修羅場らしい。
結局は似たもの夫婦だったのかと呆れしか湧かないが、何故今になって連絡してきたのか甚だ疑問だ。
文面には忘れられないだの自分が間違っていたなどと書かれているが、日菜子に言わせてみれば今更どの口が、である。
「日菜、どうした?」
娘を寝かしつけていた湊が戻ってきて、固まっていた自分の背に立つ。
「なんていうか…迷惑メール?」
怪訝な顔をする湊にスマホを渡せば、これでもかと眉間に皺を寄せ許可も取らずにブロックとトークの消去をした。