Re:Love〜7年越しに愛されて〜


何年経っても初心な反応を見せる姿が可愛くて堪らず、分かっていながら意地の悪い事をするのだが今日はその域をゆうに超えており流石に我慢が出来ない。

目元まで覆う手を掬い上げてそこに唇を這わせ、それと同時に下半身を当てがう。

潤んだ瞳はさらに欲を掻き立て、抑えきれない邪な気持ちのままを突き立てれば高い嬌声をあげて日菜子の背中が跳ねる。


「日菜…っ、好きだ、…愛してる」


何度も愛の言葉を吐けばその度に素直な体は反応を見せる。

次第に余裕が失せ欲のままに動けば日菜子からスッと手が伸びてキスを求められる。


「私も…愛してる」


かつてどれほど求めても得られなかった存在が今目の前にあり、同じ気持ちを抱いてくれている。

それだけでどうしようもない程に幸せなはずなのに尽きる事のない願望が更に彼女を欲しがってしまう。

喰むようにキスをして互いに限界を迎え、顔を離して見つめ合えば、瞳の奥に彼女と同じ表情をした自分が映っていた。


「湊くん…私、すごく幸せだよ」


そんなの俺だって同じだ、日菜子の顔を両手で包み込み、これ以上ない程に破顔しながら湊はそう言った。














Fin....

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