Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「…湊くん?」
温かい手の感覚に目を開くと、先程まで思い描いていた愛しい顔がそこにあった。
目が合うと、幾つになっても可愛いくてたまらない笑顔を見せてきた。
「起こしてごめんね、ここで寝ちゃうと風邪ひくと思って」
「…愛梨は?」
「寝たよ。パパがいいってごねられちゃった」
仕事で遅くなると事前に告げていたからか、丁度家に着いた頃日菜子は娘の寝かしつけに入っており、用意してくれていた食事と片付けを終えてテレビを見ているうちにどうやら眠ってしまっていたらしい。
寝惚け眼のまま日菜子に手を伸ばせば、彼女はそれを掬い自身の頬に手を当てた。
「お迎えできなくてごめんね。おかえりなさい」
「…ん、ただいま」
そのまま引き寄せるように抱き締めれば、少し戸惑った様子の日菜子が自分の名前を呼んだ。