Re:Love〜7年越しに愛されて〜




「どうしたの?疲れたならベッドで寝よう?」
「…夢みてた」
「夢?どんな?」
「…日菜と出会った頃の夢」


そう告げれば、日菜子は眉を下げて「ちょっと恥ずかしいなあ」なんて笑う。


「サークル入ったらすごいかっこいい人が居るんだもん。すごく緊張しちゃった」
「そんな事思ってたのか?」
「そうだよ?湊くんには彼女居るって思ってたからちょっと残念だなって思ってたんだよ」
「…ならやっぱり、あの時告白して正解だったな」
「あれも突然でびっくりしたな。…でも夢みたいで、すごく嬉しかった」
「そうか」


じんわりと胸が熱くなるのを感じ、日菜子の頬に触れていた手を後頭部に回してゆっくりと引き寄せた。


「んっ…」


日菜子の短い声と共に舌を絡ませれば彼女の短いそれが応えるように動く。

何度重ねても飽きることのないキスを存分に堪能し、惜しむように下唇を優しく食んだ。


「…日菜、ベッド行くぞ」




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