Re:Love〜7年越しに愛されて〜
日菜子が顔を赤くして頷くのを確認し、起き上がって手を引いて彼女の仕事部屋に備え付けられたベッドに並んで腰を下ろす。
昔から愛用しているふわふわとした寝巻きを脱がせれば、雪のように白い肌が露わになり吸い込まれるように顔を寄せた。
消えかかっていた胸元の所有印に全てもう一度紅を重ね、自分のものだと再認識させる。
日菜子はまた付けるの、と言いながらも嫌がる素振りは見せない。
言葉は発さず笑みを返し、柔らかい膨らみに触れればすぐに蕩けた顔へと変わる。
たった1人の女に身も心も振り回されるなどと昔は思いもしなかった。
恋焦がれてやまなかった存在は今こうして瞳に自分だけを映し、己のすること全てを甘んじて受け入れてくれている。
それどころかこれだけでは足りないとばかりに手を伸ばし、熱の籠った瞳で見つめてくる。
「湊くん…」
ーーああ、たまらない
惚れた方が負けとはよく言ったものだ。
次の瞬間には唇を奪うように押し倒し、貪るように口も、身体も侵し尽くした。
体の下で腕の中に収まる彼女は何度も自分の名前を呼び、好きだと甘い声を上げる。
やっとここまで堕ちてくれた。
きっとこれからも自分は彼女を求め続けるのだろう。
それならばもっとどろどろに甘やかして、自分無しでは生きられないようにしてやろう。
そんな卑しい考えを思い浮かべながら、湊は目の前の小さな身体を強く抱き締めた。